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AI時代のコーディング:限界を感じたからこそ見えた新しい可能性

最近は、Copilot や Claude Code などの AI コーディングアシスタントが急速に広がり、「AIがいればコードはもっと早く書ける」と言われています。私もインターンでの開発中にこれらのツールを活用しており、
その便利さには何度も助けられてきました。最初は「AIに頼るなんて少しズルいかも」と思っていましたが、
実際に使ってみると、それ以上に“新しい学び方”が見えてきました。AIを使う中で感じたのは、「限界」があるからこそ、人間の成長があるということです。

AIは先生であり、相棒でもある

AIは正確でスピーディー。コードを書く時間を短縮し、より大きな課題に集中できるようにしてくれます。

たとえば、Angular でフォームバリデーションを実装したとき、Copilot が一瞬で FormGroupValidators を使った基本構造を提案してくれました。
そのおかげで、私は UI やユーザー体験の細部の改善に集中できました。

AIが繰り返し作業をサポートしてくれることで、エンジニアは「より創造的な部分」に時間を使えるようになります。

限界は“挑戦のチャンス

もちろん、AIにも限界はあります。
ときどき提案が的外れだったり、設計意図を十分に理解していなかったりします。でも、私はそれを“欠点”と見るのではなく、「自分が成長できるチャンス」だと考えています。

例えば、Claude Code に Angular コンポーネント設計の相談をしたとき、
AIの提案をそのまま理解できない部分がありました。
そのとき私は自分でドキュメントを読み直し、実際にコードを書きながら検証することで、より深く仕組みを理解することができました。

AIの限界は、私に「自分で考え、試し、理解する力」を育てる機会を与えてくれたのです。

AIと共に成長する

AIを使うようになってから、私は以前より「考える」ようになりました。AIが提案したコードをそのまま使うのではなく、「なぜこの書き方なのか?」「もっと良くする方法は?」と自分に問いかける習慣ができたのです。

AIを通して、私は“考えながら学ぶ”楽しさを再発見しました。そして、AIに任せる部分と自分で挑戦する部分をうまく分けることで、より効率的で、より深い成長ができるようになりました。

まとめ:AIと人間のコラボレーションが未来を作る

AIはエンジニアの仕事を奪う存在ではなく、エンジニアの力を引き出すパートナーだと思います。確かにAIには限界があります。でも、その限界こそが、私たちに「考える」「学ぶ」「挑戦する」きっかけを与えてくれます。

AIと人間、それぞれが得意なことを生かして協力すれば、これまでにないスピードとクオリティで新しいものを生み出せる。私はこれからも、AIと共に成長し続けるエンジニアを目指したいです。

一言まとめ

AIは「答えをくれる存在」ではなく、「自分の考えを深めるきっかけをくれる存在」。