こんにちは!saijoです。
今回は「初めての開発スケジュール作成」をテーマに、インターンサイトの開発スケジュールを作成する中で経験した課題や解決策を紹介します!
スケジュール作成とは?
開発を進めるためには、期間や内容を明確にし、作業の全体像を把握する必要があります。そこで以下の情報をもとに、具体的なタスク(Issue)の作成を行いました。
- 何が必要なのか
- 何をするのか
- どれくらいの時間がかかるのか
- 何人でやるのか
- どれくらいできるのか
今回は特に「何が必要なのか」「何をするのか」に焦点を当てます!
失敗したこと
初めてのスケジュール作成で、以下のような問題が発生してしまいました...
- Issueの粒度(どれだけ細かくするか)が大きすぎた
- 小さな作業に分解されていないので、実際の作業量よりも低く見積もりを出してしまいました。
- 特にレスポンシブ対応を甘くみていたせいで、フロントエンド関連のIssueの作業量が想定の倍はありました。
- 未知の技術に対する準備不足
- 技術を使うのに下調べが足りなかった。
- 理解が不十分な状態でIssueを作成したため、詳細な作業内容がうまく把握できていない部分がありました。
- 見落としによるタスクの追加
- Issueに含まれていない作業が必要になり、作業が予定よりも遅延してしまいました。
まとめると...
- 作業の粒度を設定するスキルが不足していた
- 技術的な未知領域への対応が甘かった
- 全体の見通しを立てる段階で不備があった
解決のためのアプローチ
問題を解決するため、以下の対応を行いました:
- スケジュール作成のやり直し
- 一度開発を中断し、問題点を洗い出しました。
その後、スケジュール全体を見直し修正を実施しました。
- 一度開発を中断し、問題点を洗い出しました。
- Issueの分割
- 粒度が大きすぎるIssueを小さな作業単位に分解し、具体的なタスクとして整理。
- 不足タスクの追加
- 見落としを補う形で新たにタスクを追加し、スケジュールの精度を高めました。
こんなことにならないためには
以下のポイントを押さえることで、より正確で実現可能なスケジュール作成が可能になります。
- スケジュールの作成には十分な時間を確保する
- 個人的な事情も含め、最初のスケジュール作成は急ぎで作成してしまいました。
急いで作成すると、見落としや曖昧なものがそのままになり、後々大きな修正が必要になってしまいます。
- 個人的な事情も含め、最初のスケジュール作成は急ぎで作成してしまいました。
- 新技術の予備調査を徹底する
- 参考になる記事や技術に関する情報をしっかり調べてください。
- 知識が十分であれば、具体的で完成度の高いIssueを作成できるので予期せぬ問題を減らすことができます。
- チーム内での情報共有を欠かさない
- 問題があればすぐに共有し、必要であればスケジュールを見直します。
- 早期対応が遅延防止の鍵です。
- 誰かを頼れる場合や少しでも不安がある場合はすぐに相談する
- メンターや経験者に相談や確認を依頼することで、未知の問題や見落としを防げます。
- 今回は初心者のインターン生が中心となって開発を行うチャレンジの部分もあり、依頼を行わなかったことで問題の発見が遅れてしまいました。
- 初心者の視点では気付けない問題を防ぐために、積極的に相談や確認を依頼しましょう
最後に
今回の記事では、初めてのスケジュール作成で直面した課題やその解決策をお伝えしました。
スケジュールやIssueを作成する際は、事前準備と情報共有、そして報連相が成功の鍵です。
また、計画がうまくいかない場合には、一度立ち止まって見直す勇気も必要だと実感しました。
特に急いで作成したスケジュールは、後々大きな遅延や問題を引き起こし、チームや関係者に迷惑をかけることにも繋がります。そのため、スケジュール作成には十分な時間を取り、慎重に取り組むことが大切です。
この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです!それではまた次回!