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教室からコードベースへ:理論から実践への移行

私は留学生として日本で専門学校に通う1年生で、初めてのインターンとしてIT企業に参加しました。学生生活が始まったばかりの時期に、実際の企業での経験を積む貴重な機会を得ました。しかし、最初は多くの不安や困難に直面しました。特に職場でのコミュニケーションでは日本語の壁に悩まされました。

日常会話はなんとかこなせるものの、IT用語やビジネス日本語にはまだ慣れておらず、会議でのやり取りやドキュメントの理解に時間がかかりました。初めての会議では、どんな質問をすればよいのか分からず、ただ聞いているだけで精一杯でした。それでも、実際の職場で経験を積む中で少しずつ理解が深まり、コミュニケーションの重要性を実感しながら成長できました。

それでも、インターンを通じて実践的な経験を積むことで、少しずつ理論と実践の違いを学び、成長することができました。

現実のコードベースは予想以上に複雑

専門学校では、基本的なプログラミング言語の使い方を学んだり、個人のプロジェクトを進めたりしました。しかし、実際のIT企業でのプロジェクトは、予想以上に大規模で複雑でした。Angularを使ったフロントエンド開発では、何百ものコンポーネントが関連し合い、バックエンドとの接続や状態管理も考慮しなければならなかったため、最初は何から手をつけていいのか分からないこともありました。

それでも、時間をかけてコードベースを理解し、チームの開発フローを学びながら、少しずつ自分の担当を持つようになりました。最初は戸惑うことも多かったですが、最終的には効率よくタスクをこなせるようになりました。

Gitとチーム開発の重要性

授業ではGitを使ったことがありましたが、インターン先ではGitを駆使してチームでの開発が進められていました。毎日プルリクエストを送ってコードレビューを受けることで、より良いコードを書く方法を学びました。特に、初めてマージコンフリクトを解決したときは、とても大変でしたが、チームメンバーからアドバイスを受けて、少しずつ改善していきました。ブランチ戦略を理解し、効率的な作業方法を学んだことで、チームの一員として円滑に開発を進めることができるようになりました。

理論だけでは通用しない。実践が成長を生む

インターンシップを通じて最も感じたのは、理論だけでは成長できないということです。教室で学んだAngularやデータ構造の知識はもちろん役立ちましたが、実際のプロジェクトでそれをどう活かすかが本当の力となります。問題解決のために試行錯誤を繰り返し、失敗しながらも学び、チームメンバーと協力し合うことで、実践力が養われました。

日本語でのコミュニケーションの壁

日本語でのコミュニケーションは、私にとって大きな挑戦でした。特に、技術的な会話や専門用語の理解には多くの時間がかかりましたが、それもまた成長の一部です。最初はわからないことばかりでしたが、少しずつ乗り越えることで確実に自信がついていきました。

まとめ

インターンシップは、学びの場であると同時に、理論と実践のギャップを埋める貴重な機会です。私自身、日本語の壁や技術的な難しさに苦しみましたが、その都度乗り越えながら成長していきました。最初は不安でも、実際に挑戦して学んでいくことで必ず成長できると感じています。これからインターンを目指している皆さんも、恐れずに一歩を踏み出し、学び続けてください。